今回はミドルキックの細い解説を行なっていきたいと思います。
キックボクシングを始めた時に一番最初に習う「ミドルキック」ですが、最初の頃ミドルキックをレクチャーした時に、よく会員様から
「ミドルキックの時に足が上がらないんですがどうしたらいいですか?」
よく聞かれる言葉なんですが、その原因は単純に柔軟性や筋力の問題でもありません。人の体はどんな人でも、大体自分のお腹の高さまで足はあがります。
そこで今回は
ミドルキックで足を上げるのにはどうしたらいいか?の解説をしていきます。
簡単に説明すると
- フォームが悪い
- 膝が上がっていない
- 柔軟性
この3つです。
次からしっかり分けて解説していきます。動画でもご覧になれます。
Contents
フォームが悪いとミドルキックは足が上がりにくい
まずは最初の原因として上げられるのフォームに原因がある場合です。
そもそものフォームが出来ないと足は上がらないです。
ミドルキックのフォームの解説
踏み込み蹴り上げこの二つが
上手く出来ないと、やはり足は上がりにくかなと思います。
やはり最初の基礎が崩れると足を高くあげようにも、上げれないんです。
ミドルの踏み込みとは
ミドルの踏み込みで大事のは、しっかり前足に体重を移動させるという事です。
しっかり踵に体重をかけます。
次に説明する事なんですが、ミドルキックで足が上がらない原因は主に膝が上がらない事にあるんですが、その膝を高く上げる為に、この踏み出しが安定して出来ないとダメなんです!
ミドルキックの踏み込みで大事のは、前に体重をしっかりかける事です!!
斜め一歩踏み出し→同時に体を少し捻ります。
動画でも軽く説明していますので、ご覧ください!
ミドルキックで足が上がらと言われる方は、まずここも見直してみてください!踏み込みが上手くなるだけで、確実に今よりミドルキックは上手くなると思います。
軸足に体重が乗るから、その後に足を高く上げれる土台になります。
前に乗りすぎたら、足が上がりきる前に身体が前にいきます、後ろにかかってしまうと足を上げる、転けるリスクが高まります。
ポイント的には頭が前にいかないように、気をつけてください。
ミドルで足が上がらない理由は膝が上がっていない
ミドルキックやハイキックも足が上がらない原因は、足が上がっていないのではなく
膝が上がっていないのいです。人体の構造的に爪先やスネは膝の高さより上がる事はありません。
頭を下に下げて蹴る事でつま先が膝より高く見える事はありますが、それは斜めにしてるだけです。
なので
ミドルキックで足が上がらない=膝が上がっていない
という事です。
その膝が上がりにくくなる理由は力みです。どうしても力むと足に力が入り蹴り足の柔軟性が失われ足蹴りに近くなります。
膝が上がらないとエクササイズ効果も半減しやすい
ミドルキックは足の筋肉だけで蹴るものではなく、お腹の筋肉も非常に使われます。
ウエストのシェイプにミドルキックは非常に有効です。
ミドルキックで膝が上がらず、足が上がりにくいとミドルキックは足蹴りなりやすいキックです。
膝を高く上げる事ができると、腰をいれる感覚なども分かりミドルキックの上達につながります。
ミドルキックで足が上がないのら、まずは膝蹴りもあり
ミドルキックで足が上がりにく!!と感じの方はまず、膝蹴りの練習もオススメです。
膝蹴りの練習をするおかげで、お腹ので足を引き上げる
という感覚を養えます。
足の力ではなく、体全体で膝を持ち上げる!!これを必ず身につけてみてください!
膝蹴りの上げ方
実際には一歩踏み出し、膝を上げる練習をしてみましょう!!
この時ポイントはお腹がまるまらない事です。
まるまると、腰が落ちて膝が上がりにくくなります。
ミドルキックは胸やお腹の筋肉を引き伸ばす感覚が大事です。
その引っ張る力につられて膝が上がる感じを感じてみてください!
ミドルキックで足が上がらないのはストレッチ不足
最後に柔軟性があげられますが、これは足の筋肉が硬いからあがらないのではなく
股関節周りや体幹の周りの筋肉が硬く足の筋肉に頼ろがちで、足が上がらないという事です。
どんなに身体が硬い人でも、お腹の高さまでは人体の構造上足は上がります。
しかし股関節やお尻周りの筋肉が硬いと、力みが生まれ足が上がりにくく感じます。
ただキックボクシング
主に前もも・内転筋・お尻の横側
この3点が硬いと、足を上げる時にぎこちなさを感じやすいので、ミドルキックで足が上がらなく感じます。
ストレッチを行う事は、ミドルキック関係なしに怪我防止やパフォーマンスの向上にもつながりますので
けして疎かにせず取り組んでください!
オススメのストレッチのしかた
- 前ももの
太ももの前側の筋肉は面積が大きい分、硬くなると下半身の動きに大きな影響を及ぼします。
特にここの筋肉の硬さが見た目的は「太い太もも」を作り出し、腰痛や反り腰にも繋がる筋肉です。
日常生活で硬くなりやすいので、こまめにストレッチする事をオススメします。
- 内股
内股の筋肉は 内転筋とよばらます。と骨盤や股関節に深い影響を及ぼす筋肉です。
しっかりストレッチする事で、スムーズな股関節や下半身の動きにつながります。
ぜひ参考にしてください!
- お尻の横側
お尻の横側が硬いと、足が真っ直ぐに上がりくくなります。
足が捻りながら上がる事になり、キックの際に股関節や膝などを痛めがちになります。
股関節の柔軟性は、私生活においても重要です。
ぜひ参考にして動かしやすい股関節を手に入れてください!