キックボクシングが女性に人気のエクササイズになりましたが、私は女性専用のキックボクシングジムを運営しておりますので、沢山のキックボクシング未経験の方と接しております。
そこでキックボクシングの初心者でも男性と女性とでは、悩む事に違いがある事なども気づきました。同じ教え方をしても、受け取り方が違ったりする事に違いがあります。そこで今回は
- 女性の初心者の方にいろんなアドバイスをお伝えしたいと思います!!
Contents
キックボクシング女性の初心者がつまずくポイント
キックボクシング女性の初心者がつまずくポイント!!
キックボクシングを始めた時に一番大事なのは「基礎」です!!では基礎とは何かというと
- 構え
- ステップワーク
の2つです!!
構え方が一番肝心!!
女性が最初に躓くポイントは構えです。その理由は普段の姿勢にあります。キックボクシングの構えは、若干上半身は猫背ぎみ、下半身はガニ股になります。
男性は猫背またはガニ股気味の方が多いのですんなりと構えが身に付く方が多いですが、女性は反り腰の方が多く、その時点で構えがぎこちなくなります。
また内股の方は多いわけではありませんが女性は内転筋などが硬い人が多くなります。(足を閉じる為)
股関節周りが硬い方などは、ガニ股が慣れないのでぎこちなく感じます!
そして構えが崩れるとステップワークがぎこちなくなる為、構えとステップワークが女性が躓きやすいポイントになります!
実際の構え
体重は5対5が理想です!パンチが得意な方は6:4などもありますがキックなどをバランスよく出す為には5 5です!
女性に多い構え方が「後ろ重心」と膝が硬い事が多くあげられます!
後ろ重心だと前に体重移動が難しくなります!ですので最初は後ろ重心にならない事、膝を柔らかくする事を覚えましょう!!
ステップワークの仕方
ステップワークは構えが適当だと習得が難しくなります。
ステップワークができないと手打ちのパンチになりやすく、頑張っているのに思った以上のフィットネス効果が得られなくなります。ですので、必ずステップを覚えるようにしましょう。
ステップワークは主に前後、左右のステップアップがあります。
キックボクシングは前後の動きを回転に変える為、しっかり前後の動きのステップアップをまず1番に覚えましょう。
女性でよくやってしまうステップワークはこれです。
前足と後ろ足の幅が狭まってしまうことです。
左右の幅が30センチ仮にあるとすれば、前に移動したとしても、その30センチの幅が変わらないように意識するのが基本的には大事です
この幅が狭くなればなるほど、腰の回転が出来なくなるので正しい幅を身体で覚えましょう!!
キックボクシング女性の初心者にオススメの練習頻度!
キックボクシングで効果を出すためには、正しい練習頻度があると僕は思います
ジムによってはお手軽に始める週一回コースみたいなコースもあると思いますが、はっきり言って週一回だと練習頻度としては足りないと思います。
ダイエットでやりたいと思う方も、運動運動不足の解消ぐらいにはなりますが、週一回だとダイエット効果低いと思います。自宅でのトレーニングなどで補完する必要があります。
根本的には週一回は運動不足解消程度・週2回は、ダイエット・体力強化・週3から4回は、技術の向上などが目安の頻度です。
キックボクシングで効果を出す為に必要な事はこちら!!
キックボクシングで怪我をしない為に大事な事
キックボクシングをはじめての時に1番必要なのは怪我をしないことです。怪我をしてしまうと、せっかく入会しでも練習ができなくてもったいなくなります。
女性が主に怪我をしやすいポイントは
- 手首です!
手首を痛くなる原因は、打ち方が悪いところにあります。特にジャブやストレートなどで痛みやすくなります!!
1番よく痛める原因は、大体腕だけで打とうとすると時です。
腰や肩が回転してから、腕が伸びるような感じで打てると痛みにくいですが、まっすぐ行きますが、腕から動かすと必ずではななみの方向になりますので、その時にいて手首をひねってしまう人が多いです。
また、女性は手首が元々細い為がバンテージもオススメです!!手首や拳を保護するものです!!
バンテージには、はめるだけの簡易タイプと本格的な巻くタイプがあります。洗濯などで楽なので、初心者や女性の方には簡易タイプがオススメです。
巻くタイプは、選手が使うような本格的なタイプです。面倒くささはありますが、保護する力は抜群です!!
自分に合うものを探してみてください!
キックボクシングジムの女性の初心者によくある事
キックボクシングを始める時に大事なのが「ジム選び」ですが、キックボクシングはまだまだ男性のスポーツなので、ジムも圧倒的に男性が多いです。
「会員様の〇割が女性!!」みたいなジムも多いですが、そういうジムでも実は男性が多いとかよくあります!!
キックボクシングを始めた女性によくある問題が「女性にはあんまりちゃんと教えない問題です!!」これは私が名付けました!!笑
私自身がキックボクシングジムや格闘技ジムに通う中で、数少ない女性会員様に、そのジムのトレーナーが教えているのを見た時にいつも思っていました。。。「なぜもっと基礎的な動きを教えないんだろう?」「男性の時には指導してるのに、なぜ女性には教えないんだろう?」
その疑問は自分がジムを運営してようやく気づきました!!
キックボクシングの動きはそんなに簡単に身につくものではありません!!毎日キックボクシングを会員様に教えているからこそはっきり断言できます!!
一人一人にさける時間もジムによってまちまちです!!そしてトレーナー側としても教える事はとても根気がいることです。
キックボクシングの正しい形を覚えるのは難しい!!キックボクシングジムで女性の会員様は、楽しく長く続けてもらう為に「楽しさ」全面に押し出して「楽しくキックボクシングをしてもらおう!!」みたいなジムが多い事に気づきました!!(もちろんそうでは無いジムもあると思います)
例えばシャドーボクシングは鏡の前でフォームの練習をする大事なトレーニンングですが、初心者の方からすると、恐ろしくつまらないトレーニンングです。野球でいえば素振りにあたるので、楽しさに気づくまで退屈そものもです!
女性には楽しくキックボクシングをしてほしい部分と正しい形を覚えていただく部分のバランスが必要だと感じます!
エクササイズ目的でも形を覚えよう!
「ダイエット目的でキックボクシグしたいから、別にキックボクシングが上手くなりたいわけでは無い」
と以前会員様に言われた事があります!
それでも敢えて言わせていただけたら、「正しい形を覚えた方がダイエットに効果的です!」
キックボクシングは運動効果が高いエクササイズですが、それは正しい形と正しい強度で行うという条件の元です!
正しい形はこちら
パンツやキック一つ一つは全身の動きを連動させて行います!
腕だけで打つのと、足首から全部を使ったパンチはカロリーの消費量が確実に違います。だからダイエットの為にも近い正しい形を覚えることが僕は大事だと思います。
ちなみに楽しくキックボクシングをしてもらいながら、エクササイズ効果を高めるためにどうやって正しい形を覚えてもらうかキックボクシングジムの運営者として1番力を入れているところです。
指導の方針はジムによって違う!!
キックボクシングジムは沢山出来ていろんなジムがありますが、ジムによる教え方はそれぞれです!!
- とりあえず、みよう見真似でキックボクシングしていきましょう!!
- しっかり形を覚える為にシャドーを指導する!!
- 動きの大事さより汗をかくことが大事!!
それぞれジムが大事にしている事は違うと思います!
他のキックボクシングジムに通われいて、当ジムに体験に来た方で「こんなにパンチやキックに正しい打ち方があるなんて知らなかった!!」と言われる事も少なくありません。そのジムが悪いのではなく、ジムの方針の違いです。そのジムは難しさより楽しさを重視した指導を行なっているという形になります。
この違いはHPなどでは分かりにくい部分ですが、キックボクシングジムに通われる際ジムの方向性は、会員様にとっては大きな違いになりますので、体験や見学等で確認する事をオススメいたします!!
キックボクシングの初心者の頃は恥ずかしがらずに!!特に女性は!
キックボクシングを始めた時には「周りのみんな上手くて出来ない自分が恥ずかい」みたいな気持ちになる事があります。
これをキックボクシング業界ではよくある現象として「初心者もじもじ」といわれます!!特に女性に見受けられます!!
その時は何故か鏡の前でシャドーをする際も「端」に行きたがり、ミットをお互いに持つジムなら「ミット持つのがヘタクソですいません!」みたいな気持ちになり、サンドバッグも隣に人がくると何故かやめてしまう!そんな行動に出てしまいます!
そんな時ほど堂々と真ん中でシャドーボクシングして、隣の人が「この人頑張ってんな〜」と思われるぐらいサンドバックを叩きましょう!!
最初は誰でも初心者です!!しっかりトレーナーに教えてもらいながらやれば誰ども上達します!!
ぜひキックボクシングライフを楽しんでいただきたいと思います!!