前回「スクワットだけ」で痩せるのか?という記事を書きました。
今回も世の中にある「〇〇するだけ」シリーズの検証をしていきたいと思います。
今回のテーマは
ランニングだけで痩せるのか?ダイエット効果は???
そんな所を掘り下げていきたいと思います。
健康な人なら何か運動を始めようと思った時、とりあえず公園を走ってみたりする事は一度は経験してると思います。
それぐらい「ただ走る」という行為は、誰もがしてる運動です。
その昔ギリシャ神話に出てくる「走れメロス」は古代から人間社会において「走る」事は身近な行為です。
その走るという行為は現代社会に生きる私に非常に欠かせない行為です。
そのただ「走る」という行為を継続すると健康になれたり、ダイエット効果がえれたりする事から沢山の方が走られています。
ここからランニングの効果や「走る」という行為の健康的な情報を皆様にわかりやすく説明していきたいと思います。
「カケアシ」で解説させていただきます。
Contents
結論 ランニング「だけ」で痩せる事は可能!!だがしかし・・・
まずは結論から
「ランニング」や「走るだけ」で痩せる事は可能だと思います。
もちろん食事管理や生活習慣の改善なども前提条件にありますが、ランニングや走る事のダイエット効果はあると思います。
まず運動やトレーニングは2種類に分類されます。
- 有酸素運動・・・主にエネルギー源として体内の脂肪を燃やしてエネルギーを作る
ランニング・水泳・自転車・キックボクシングなど
- 無酸素運動・・・体内のグリコーゲンなどを使いエネルギーを作る
筋肉トレーニング・短距離ダッシュなど
上記の2点に分けられます。
有酸素運動の効果
有酸素運動は比較的に低強度で、持続時間が長い運動に分類されます。
有酸素運動の主な効果
- 心肺機能の強化
- 血流改善
- 脂肪燃焼
最後の脂肪燃焼効果は主に有酸素運動が一番得れる効果です。
身体の余分な体脂肪を落とす(ダイエット)には
- 摂取カロリと消費カロリーをマイナスの状態にしないと無駄な体脂肪は減りません。
運動で直接体脂肪を燃やせるエクササイズが、有酸素運動に当たります。
体脂肪を燃やすポイントは時間や強度です。
走るといっても1分だけでは身体の中にある、エネルギーが先に使われて脂肪が燃焼される事はありません。
やはり20分以上は必要なのではないでしょうか。また強度も少し息が上がる程度までは必要だと考えます。
もちろん無理のない範囲で行う事が一番重要ですので、ご自身に合う強度時間でしてみてください。
ランニングだけで痩せる事は出来るけど少し非効率・・・
ランニングだけで痩せる事は、可能と言いましたが正確には
- 痩せる事は出来るけど、非効率である
確かにランニングは脂肪燃焼には持ってこいのエクササイズではありますが、有酸素運動だけで脂肪を燃焼させるには少し時間がかかります。
有酸素運動をする際に脂肪燃焼の鍵になるのは、その人の筋力量が大事になります。
同じ体重でも、筋肉量で消費するカロリーに違いが出るので、同じ20分ランニングしても脂肪燃焼効果が高くなります。
ですので時間があったりするのであれば、やはり筋肉トレーニンングも含めるのが効果的です。
ランニングでは筋肉増量は無理!でも疲れにくくなる
昔から「足の筋力低下は老化を加速する」と言われ、健康維持の為にランニングやウォーキングなどが推奨されています。
ただランニングだけで、下半身の筋肉量を増やすのは難しいです。
筋肉は
- 瞬発系の筋肉=速筋 持久系の筋肉=遅筋
に分類されます。ランニングで主に鍛えられるのは、持久系の筋肉である遅筋が鍛えられます。
この筋肉は鍛えても、大きくなる事がない筋肉です。
ですのでランニングを行っても下半身の筋肉増強にはつながりにくいので、ランニング後にスクワットを行うなどして下半身の筋肉トレーニングをオススメします。
ただ下半身の筋持久力は鍛えられるので、疲れにくい身体になれる事は可能だと思います。
個人的な経験ですが、昔物流系のアルバイトをしていました。
立ち仕事や配送で歩く事が多く疲れていた時に、よく「足だるいな!」と思っていました。そして疲れにくい身体になりたいと思い「下半身の筋肉がつけば、疲れにくい!」と思い
下半身の筋肉トレーニングに精を出した期間がありました、その結果、数値でも分かるぐらいに明確に下半身の筋力UPに成功しましたが、目標の「疲れにくい身体」にはなれませんでした。
そこで「毎日20分程度のランニング」に変えた所、仕事で「足だるい!」と思う事が少なくなり「疲れにくい身体」になる事が出来ました。
補足〜ダイエットの前に「疲れにくい身体」を作る重要性
ダイエットを考える際、皆さんは「ダイエットに効くエクササイズ」を探しがちですが、それより大事なのは
私は疲れにくい身体だと思います。
その理由は
「疲れていれば人はやる気が起きにくい」と思うからです。
せっかくダイエットに有効なトレーニンングメニューを、知った所で実際に「実行」そして「継続」を行わないとダイエットに対する「知識」が増えただけです。
「実行」して「継続」するには、モチベーションや、やる気が必要ですが、私は元気がないと何もやる気が出てきません笑
疲れが溜まると、どうして人はやる気が下がります。
普段の仕事等で疲れすぎると真っ直ぐ家に帰って、横になりながら「ネットフリかユーチューブ」を見ながらゴロゴロしたいのが現代社会の多くの方がやってしまう行動だと思います。
偉そうに言っていますが、私もそのムーブをかましており反省の毎日です。
話がそれましたが、疲れにくい身体を作る事で自分のやりたいトレーニングに集中できる環境も作れると思います。
ですのでその意味でも、ランニングを始めるのはオススメです。