
記事を読んでいただきありがとうございます。
今回はキックボクシンングの技の1つであるハイキックの蹴り方や初心者がやりがちなミスまで解説させていただきます。
よくあるハイキックをキレイに蹴れるようになる為に
- 股関節や足の筋肉が硬いとハイキックが上手くけれない!だからストレッチしましょう!!
みたいなアドバイスをよく見かけますが、、、、、、、
いや柔軟性も大事だけで、その前にハイキックにはハイキックのフォームがあるがな!!
柔軟性があっても、ただ足が高く上がるのと「ハイキック」は別もんやで!!と思い立ったので、ハイキックに悩む人がただひたすらストレッチだけに時間を使う・・・
それはもったいない!!という事で、ハイキックの解説からサンドバックやミット打ちの際のポイントまでトレーニング解説いたします。
是非参考にしてみてください!
動画でもご覧になれます!!
Contents
キックボクシングにおけるハイキックの基礎知識
キックボクシングにおける蹴り技は主に
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- ミドルキック・・・相手のお腹辺りを蹴る
- ローキック・・・相手の足を蹴る
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- ハイキック・・・相手の顔面を主に蹴る
等に分けられます。
ハイキックはキックの中で一番、破壊力がありまともに食らうと、ほぼ一発KOです。
その分中々当たりにくい技でもあり、繰り出すにも高等なテクニックが必要です。
エクササイズ効果的には足の筋肉をフルに使い繰り出す技なので、下半身のシェイプなどに効果的であり、高い場所を蹴る為には、バランス能力も必要です。
初心者の頃は、いきなりハイキックの練習はせずにキックボクシングの基本のミドルキックができるようになってからハイキックの練習をしてみてください!
キックボクシングで強くなりたい方も、フィットネスでキックボクシングをされる方も、是非ハイキックの基礎とコツを知って是非ハイキックをマスターしてください!!
ハイキックの基本のフォーム
ハイキックと言えど何も特別なキックではありません。
キックボクシングの基礎のミドルキックと基本同じフォームです。ただ少し意識するポイントが違うだけです。
ミドルキックのフォームが知りたい方はこちらから
重要!ハイキックの気をつけるポイント
ハイキックを蹴る時に一番気をつけないといけないポイントは
- バランスが悪くなりやすい
足を高くあげる時点で体を非常に不安的になりやすいので、蹴ってバランスを崩してると意味がないのでバランスを保てるハイキックを目指す事が大事だと思います。
- 後ろにこけないようにする
バランスとも似ていますが、ハイキックだろうと身体を自分でコントロール出来ないと意味がないと思います。
特に必要以上に高いキックを意識すると、転けやすくなるので注意です!!
なぜ後ろにこけるかと言うと「足を高く上げようとするあまり、身体を倒しすぎて頭を倒す」からです。
基本人は足を高くあげる時は、上半身を後ろに倒します。
その時に頭も一緒に下げると後ろ重心がかかり転けやすくなります。
この2点に気をつけるべきかと思います。次に実際の練習に合わせて解説していきます。
シャドーボクシングでハイキックを練習する!
ここからは実際の練習でのポイントを説明します。是非ジムでコソ練して華麗なハイキックを!!
動画では1:40〜から
まず基本のハイキックを習得す為にハイキックの練習の仕方です。
シャドーボクシングでハイキックをマスターするとサンドバックやミットでも華麗にハイキックできます。
ポイントは
- 鏡で自分の顔を見ながらキックする事です。
先ほどの注意点の「後ろに転けない」事を意識する為に、出来る限り長く、鏡に映る自分を見ながらキックすると身体が必要以上に後ろに傾けていない事になります。
ですので転ける事なくハイキックを出せます!!
鏡がない時は、1点を見つめながらハイキックを出してみてください!!
シャドーボクシングでのハイキックが出来ないと、サンドバックやミットまたは実践などでは出来ませんのでしっかり練習する事をオススメします。
キックボクシングのハイキックの蹴り方〜サンドバック編
次にサンドバックにおいのハイキックの練習の仕方です。
まずサンドバックの前に立ち、出来る限り「自分の顔の高さまたは肩口の高さ」ぐらいに目印をつけます。
そして基本のフォームを意識して蹴りますが、サンドバックでハイキックのポイントは
- 足の甲またはスネの下部でキックする
基本ハイキックは足の甲などで、相手の顔に目掛けて放ちます。ですのでサンドバックの際も足の甲を当てましょう。
もし甲が痛い方はサポーターなどをつけてハイキックをするのもありです。
- 威力よりスピードを意識する
ハイキックはミドルキックと違いそんなにキック自体の威力は必要ありません。それよりも大事なのはスピードです。
上体でしっかりバランスをとり、まっすぐ早く足をあげる事を意識します。
ミドルキックの場合よく「腰を入れる事を意識して」とレクチャーしていますが、ハイキックの場合は腰を入れず、自然と入るぐらいが感覚は掴みやすいです。
腰が入りすぎると、後のバランスが難しくなりやすいのです。
「威力よりスピード」をはじめの頃は意識してください!!
この2点に気をつけましょう!
キックボクシングのハイキックの蹴りか方〜ミット編
次にミット打ちでのハイキックの際のポイントを説明いたします。
ミット打ちは個人的には実戦に一番近い感覚を養えます!沢山蹴ってマスターしていきましょう!!
ミット打ち時におけるハイキックのポイントは
- 蹴るではなくて当てて戻す
の感覚でキックすると良いでしょう!
ミットも実践でもハイキックは「蹴る」のではなく「当てる」という感覚で蹴るのがオススメです。
サンドバックの時と同じで、足の甲辺りで「ミット」にハイキックをします。
腰を回していけばいくほど、威力は上がりますが精度は下がりやすくなるかと思います。ですので強くより早く足をあげる事を意識しましょう!
また素早く構えに戻る事も意識してみてください。素早く構えに戻れる=バランスが良いと捉える事ができるのでそこも意識しましょう!!
僕は基本全てのキックボクシングの技において、強さより正確性、強さよりバランスだと考えています。
強くなりたい人でもフィットネスの効果を求める方は一緒です。
ミットだとハイキックはサンドバックよりバランスが保つのが大変です。しっかりポイントを意識しましょう!
キックボクシングのハイキックの仕方のまとめ
- ハイキックは非常に高度な技。初心者はまずミドルキックを覚えよう
- ハイキックのコツは、バランスを保つ・後ろに転けない
- 当たる場所は、スネ・足の甲付近
- 筋肉の柔軟性は大事だけど、その前にフォームが大事
キックボクシングのよくあるハイキックの質問
最後にハイキックを指導する際にされた質問を答えていきます。